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アフリカツインに試乗

アフリカツインに試乗してきました。

大阪モーターショーでも試乗車が出ていたんですが、僕が試乗会場に行った時には『特別な事情』により中止されていました。

他の試乗をしている間に再開したようですが、待ち時間がウン百分と伸びていたので諦めざるを得ませんでした。悲しい。

さて、今回は地元のドリーム店で試乗。
DCTではなく通常のクラッチ有りモデルでした。

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出してもらう時に跨がって足つきチェック。
当方173cm57kgの平均的ヒョロガリオタクですが、通常の870mmシートで両つま先がつきます。

「あ、大丈夫そうですね!」

え!そうなのか!?
VTR1000Fが両足踵までべったりだから、両足つま先立ちでOKと言われてもなかなかしっくりこない…。
走り始めたら意外と大丈夫なのかな…。

目の前が渋滞道なので、出るのに時間がかかった。
その間に手元のスイッチをチコチコ触ってみましたが何がなんやらです。当然。
説明書を読まないタイプなのですが、これはきちんと読まないといけませんな。

それではいざ公道へ。
道に出る瞬間からハンドルと車体の軽さがわかります。
セパハンと感覚が違うので、ヒラヒラと曲がる幅広ハンドルに慌ててしまいました。

 ・パワー
同じリッターツインであるVTRと比べると下のパワーがありますが、聞いていた程ではないかな、という印象。DCTではその辺りうまく調整しているのでしょう。
通常のマニュアルモデルだと特別下が分厚いという訳では無いようです。

まぁ少なくとも下スカスカのVTRよりはネバるかと。エンストを恐れて回転数はあまり落としませんでしたが、2速2000rpmでも余裕有りでそこからの加速も力強い。
また、ストレートでぐっ!とスロットルを捻るとグァーーっと後ろに引っ張られる加速をし、
フロントの荷重がフワリと弱まります。
セパハンと違い前傾ではなく体が起きているので、加速感が凄まじいです。楽しい(*^^*)

 ・足つき
時間柄渋滞道なので、非常に足のつく機会が多くありました。
率直にいって、『大丈夫』ではありません…。

停止時に左足をつき、発進時に右足をついてNに入れて…の
この足を入れ替える時に尻を少しずらさなければなりません。
元から両足はつきますが、安心して支えられるだけの接地面を得ようとすると尻をずらす動作が要ります。
脚が長いか、ヘヴィーでなければ173cmで870mmはしんどいですよ…。

帰ってきてからシートを850mmに動かしてもらい、跨がってみました。
(通常シートで870mmと850mmを調整できる)
なるほどこれなら大丈夫そう。
たった2cmされど2cm。両足が"ひら"の骨の部分までつくようになります。
173cmではこれが高すぎず低すぎずベストでしょう。

市街地試乗なので切れ込みがどうだコーナーがどうだかは分かりません。
ただ、立って乗るのが面白いバイクだということは何となく感じます。
路面の凸凹、コンビニの入り口の段差、乗り越える時の無敵感は足回りの固いスポーツマシンとは当然、歴然の差です。
ダート走行が楽しい事は容易に想像できます。

あと大型バイクだと付き物なのが熱ですが、
本日気温27度の西陽照る4時頃、渋滞では数分しない内にファンが回り、エンジンが脚のヒラメ筋辺りを熱し始めます。
ライディングブーツを履いていたので大したことはありませんでしたが、なければくるぶし辺りは焼けてしまうのでは…?


試乗は市街地走行のみでしたが、その市街地走行の多い僕にとっては収穫は大きかったと思います。

DCTモデルも乗ってみたいですな。