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ぼん手帳

Twitterの絞りカス

ドンブリ(ドントブリーズ)を見たぞ

映画

もう去年から公開されてるのでバリバリネタバレアリで感想をば。

 

ドントブリーズ、ようやく見に行ける範囲で上映が始まりました。

公開日に早速鑑賞。

 

 

 

 

 

こいつはとんだサイコ野郎だぜ!

 

評判と予告ではちょっとホラー要素をプラスしたおじいちゃん版ホームアローンかと思っていたら、おじいちゃん自身普通じゃありません。肉体的にも精神的にも。

序盤は侵入者絶対殺すマンの、まぁ目的の為なら息をするように人を殺すアクション映画ならよくいるタイプのおじいちゃん。

しかし中盤で異常な娘への未練が露わになってからは恐怖度が増します。

セガールやステイサムに追いかけられるのも怖いですが、イカれたサイコ野郎に追われるのが一番恐ろしい。

地下室での暗闇でのシーンは屈指の緊張感。アリア・スタークなら勝てたかも

 

というか冷凍保存した精子をスポイトで注入して孕ませようなんて、エロ漫画で孕ませシチュに慣れてるおじさんでもドン引き。

リアルに精液再現しなくていいから...(良心)

ただ、盗みに入った三人組が悪いので「助かれー!」と応援することもありません。アレックスはちょっと同情しましたけどね。

そこも脚本の狙いなのか、両方悪人なので最後まで全滅か生き残るか予想がつかずハラハラします。

 

 

老人がサイコ野郎なことに変わりはありませんが、地下室への扉を開けさえしなければ殺されることはなかったのだと思います。

各扉、窓は厳重に閉じられていますから、酔って入っちゃったよは信じてもらえないでしょう。

しかし老人にとって地下の監禁について知られるのがマズい訳です。

地下室の鍵が開けられた=地下の秘密を知られたとも言える訳ですから、口封じに殺してしまわなければならなかったのだと思います。

金を奪われて怒っていたシーンも、あの金はいわば娘の命の代わりに渡されたものなので、奪われるのは耐え難く、怒りが口封じの狂気に拍車をかけたのかも。

子供を産めば解放するとも言っていましたし、通報されて警察に捕まるとかそういうことはどうでもよくて、兎に角娘への異常な固執、娘が産むことが最優先といった行動原理なのでしょう。

勿論想像にすぎませんが、その方がいかにもサイコパスっぽくて個人的には好きです。

 

緊張感とほどよいビックリポイントが最後まで飽きさせず良い映画でした。80分の長さも冗長にならずぴったりな長さかと思います。

ちょっと気になるのは爺さんがあまりにも頑丈な点でしょうか。

ハンマーで殴られても、バールで殴られ地下室に落下しても生きているのは驚異的です。このタフさは一歩違えばギャグになりかねません。

ギリギリOKのラインは保っていましたけど気になる人は多そう。ハンマーではなくツーバイフォー辺りでの殴打なら納得がいくんですけどね。

 

 

 

ちなみに今回の上映、客席に一人(自分)だけでした。

一応公開日で、しかも今日(2/11)は祝日だったというのに...夜7からの上映とはいえまさかの...。

 ドンブリに関しては手書きポップなんかも飾られてて、気合はいってそうだったのになぁ。

 

まぁあまり人気のある映画館でもないんですけどね。以前は人でいっぱいだったんですが、近くに新しい大きい映画館ができてからはそこでは上映しないようなR18指定やTVであまり宣伝していない作品とほんとの大作が中心となっていました。

実際中学生?の頃が最後でひさーーしぶりに訪れたんで人でいっぱいだった記憶と雰囲気が違い過ぎてびっくり。

あまりの閑散さにちょっぴり物悲しくなりました。

 

 

ただホラーで一人はオイシイ条件。

緊張のシーンで咳払いやくしゃみ、ごそごそ音が聴こえたら興ざめもいいとこです。

客入りが心配ですが、今後も人気シネコンでは上映しない作品を取り扱ってほしいものです。

けものフレンズの感想語りおじさん

アニメ

今期で一番たのしいアニメありますよね?

 

その名も

 

『けものフレンズ』

 

わーい!たーのしー!

 

なにこれー!?

 

IQが下がるなんて云われるけもフレアニメ、

現在5話まで放送され、考察班や語彙力喪失したフレンズ諸兄が連日賑やかに過ごしているようです。

やさしいフレンズの言葉が煽りや皮肉に使われるのがほとほと悲しい所もあるんですが。

僕も楽しく、それはもう楽しく視聴してます。

ミーム化激しい当作品についてTwitterでしつこく呟くのもアレなんでこっちに。

 

 

さて、けものフレンズは絵本とロードムービーの2つが合わさったようなアニメだと思っています。

むかーしの記憶ですから具体的に作品名挙げられないんですが、絵本によくあった構成に、謎なまま物語が進み最後に「なあんだ、○○だったのか」みたいな形で終わるものがよくあったと思います。

オチもゆるく、物語のヤマもない、でも子供たちはその謎だらけの過程でいろんなことを想像しながら物語を楽しむんですよね。

絵本のもつ力だと思います。

 

けもフレも1話ではそれはもうわけわからん放題で、なーんにも説明がないものですからクソアニメとか苦行とか散々。帰宅部で慣れたけど

でも絵本を読む目線で見てみるとどうだろう。

謎に満ちたパークの背景とフレンズ達は想像を掻き立てるし、ただただ活き活きとしたフレンズの感情表現は読み聞かせの絵本そのもの。

 

IQが下がるっていうのはこういうことなんだと思います。

今でこそミーム化してとにかくわーい!たーのしー!と言ってるだけの感覚があるかも知れませんが、最初ほんとに"知能が下がる"と感じた人は純真無垢なその雰囲気に、意識しないまでも幼さを感じたのでは?

知能が下がるって意地の悪い言い方ですけど、高い知能は低い知能を内包しているわけではありません。それぞれ見える世界が違うものです。 

けもフレは不可逆な知能の発達を疑似的に可逆化していると言えるでしょう。すごい!

 

とどのつまり、小難しい理屈をたてて物語をみるのではなく、登場人物と同じ目線で楽しむ。

この楽しみ方ができるからこそ、視聴者は"フレンズ"と表現され得る訳です。

 難しい考察しなくてもおもしろいよ!がおー!

 

 そしてロードムービー要素。

ここがこの絵本の大きなお友達大人向けな部分。

自分の名前もわからない主人公がフレンズ達と出会い自分とは何かを探る…。

ありきたりな自分探し、でもけもフレではそれがヒトであることを探るというなんとも根幹めいた斬新さ。

けものフレンズというプロジェクト、コンテンツとしてはフレンズ達、その元の動物達の生態やかわいさをテーマにしたものかと思います。

ただアニメではオリジナルのかばんちゃんを登場させ、ヒトという種、ヒューマニティとフレンズとの対比を通じた人間賛歌…

でも人間ってすごいね!ではなく花鳥風月、いうなれば自然賛歌と捉えていいかも知れません。フレンズによって得意なことは違う。みーんなすごいんだね!うにゃー!

 

まぁそのへんの見方は各々に放っておくとして。

 

ロードムービーには出会いと別れがあるものです。

それは道中に出会う人々は勿論、共に旅をする仲間とも別れることだってあります。

けもフレではサーバルちゃん。ボス?はて

4話まではワイワイ楽しい雰囲気でしたが、5話でプレーリーとビーバーの関係を素敵なコンビと評したかばんちゃんに、「わたし達だって素敵なコンビだよ!」と返すサーバルちゃん。

 

ここで僕はハッとした!

 

旅の仲間と最高の時間を分かち合う瞬間!こんな旅がいつまでも...と思う瞬間!

 

ロードムービーでは喜びの最高潮が、もっとも哀しいものです。歓楽極まりて哀情多しというが、楽しければ楽しい程、別れが惜しく辛くなる。

2人はまだそんな所までいってないですけど、今回のこの発言は僕にその哀情をもたらした。

それはかばんちゃんとサーバルちゃんが別れることを惜しむものでもあるし、僕というフレンズがこの物語から別れなければならない哀しさでもある。

IQを下げ、わーい!たーのしー!...と純粋な楽しさ故に、難民多き日常系とは違う猛烈な哀しさが訪れる。

 

作品が終わるともう彼女達に会えないんだ…

 

 

違うぞ!!

 

 

僕は"フレンズ"としてこのやさしく純粋な世界から離れたくないんだ!!

 

ロードムービーの最後の別れは哀しいものです。

でも作品内での別れは視聴者が作品と別れる為に必要です。

物語の中でずっとそのまま幸せに終わると、終わった物語に視聴者が取り残されてしまいます。

登場人物が楽しい時間と別れることで、感情移入していた視聴者は作品の世界に別れを告げることができるのです。

 

けもフレで2人が別れることになるかはわかりません。

スタンス的に、みんなでわーい!となる可能性の方が高いと思います。EDの歌詞もそんなことを示唆しているように感じます。

 

ただ、そうなった時いちフレンズである僕がジャパリパークから戻ってくることが出来るのか、そんな不安を感じて仕方ないのです。

 

 

そんな魅力のけものフレンズBD付きガイドブックは3月25日に発売!

税抜き3500円となんだか安いぞ!すごーい!

 

けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (1)

けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック (1)

 

 

まぁとにかくサーバルちゃんほがらか可愛いし、4話の「下が暑いよ! 」ってセリフのところはえっちだとおもったよ...

 

 

 

以上!